ネット副業には、仕事を受注する方法と、自分のメディアを立ち上げてビジネスを展開する方法があります。
受注型であれば、クラウドソーシングのサイトを利用して、様々な仕事の中から自分にできるものを探すことが可能です。

クラウドソーシングは、「この仕事を依頼したい」と考えている様々な発注者が、常に案件を掲載しています。
案件の内容も幅広く、受注者は自分の特技や適性を活かすことも可能です。
より専門的なスキルが必要な仕事であれば、それだけ高い報酬が見込まれます。
専門的なスキルがなくても、作成までに労力がかかるような仕事の場合は、やはり高い単価が期待できます。

しかし、単純作業やそれに近いもの、短時間でできるものは単価が低い傾向があります。
これとは異なり、自分のメディアを立ち上げてネット副業を行う方法があります。
アフィリエイトで仲介報酬を得ることや、自分で商品やサービスを作ってそれを販売する方法です。

ここでのメディアとは、ホームページ、ブログ、メールマガジン、SNS、YouTubeなどのネットを介したツールです。
そこで集客を図り、商品販売につなげていきます。
本格的になれば独立して取り組んでいる人もいますが、副業として行うことも十分に可能です。

ネットのメリットは、無料で使えるツールを利用して、多くの人に自分を知ってもらうことができる点です。
ホームページやブログは、無料か格安のコストで運営することが可能です。
メールマガジンも無料配信スタンドを使えば、無料で利用することもできます。
ツイッターやフェイスブックなどのSNS、動画配信サイトのYouTubeも無料で活用できます。

資金に余裕がない人でも、十分に副業に取り組めるメリットがあります。
ネット副業は、リアルで行うアルバイトのようなものに比べて、収入になるのが遅いと思われがちです。
しかし、クラウドソーシングを利用した方法であれば、発注者が依頼した仕事を引き受けるシンプルな方法のため、比較的早く収入が発生します。
一方、自分のホームページやブログなどを立ち上げてビジネス展開する場合は、収入になるまでには一定の時間がかかります。

ブログやSNSそのものは、すぐに立ち上げることができます。
しかし最も時間がかかるのは、記事を継続して投稿し、それと同時に集客に取り組む部分です。
興味のない分野では長続きしないため、自分で興味が持てて、すでに情報を持っているか、情報収集が苦にならないテーマを選ぶことが大切です。

ネット副業の特徴は、ネットは様々な層がいるため、たとえニッチな分野であってもそれを求める人を探すことができる点です。

ビジネスになりにくいと思われるような分野であっても、それをビジネスにつなげていくことも可能です。